京都守護職 松平容保の資料まとめ

幕末の会津藩主松平容保について京都守護職時代の記録のまとめ。徳川慶喜、孝明天皇についても。

2018-03-21から1日間の記事一覧

慶応三年二月五日 > 稲葉美濃守の和歌に心が傾いて出てくる

美濃守は筆硯を持来らしめて、携ふる所の扇に一首の和歌を書し、封緘して肥後守に贈らる。心あひて 結ひし中の友垣を あられぬ風のなと隔つらん肥後守は心動きて頓て面会せられたり。(七年史15-15) leica.hatenablog.jp この後十七日に板倉に手紙を送り、…

慶応三年一月十五日 > 第二次長州征伐中止に反対する

松平肥後守、松平越中守に命じ、解兵の公布を朝廷に奉請せしむ。肥後守は再征の主張者なれば、解兵の不可を争ひたれども、用いられざるを以て怏々として楽しまず(慶喜公伝3-321) 慶喜は、国喪のために長州征伐をとりやめるために、容保の所司代弟定敬を呼…

王城の護衛者を史料と一緒に読んでみる(1)

幕末が好きになったきっかけは、やっぱり「燃えよ剣」なので、司馬遼太郎さんは好きです。歴史は幕末と戦国が好きなのですが、幕末と戦国時代の司馬遼太郎の本は全部読みました。 全部ホントのことみたいに思ってて、後から「えー!」ってびっくりしたりした…